入間団塊 元気モデル・シリーズ「仕事で元気」
「仕事と地域活動は意外に密接なんです」
渡部直也
私はサラリーマンとして技術系の仕事に30年以上携わってきました。朝は7時過ぎの電車で東京に出勤して夜は9時過ぎに疲れ果てて戻ってくる毎日でした。近年、独立して自宅にオフィスを開設したのを契機に、自分が自由になる時間を生かして、まちづくりの観点から地域との関わりを持つことを始めました。
地域との関わりとは、NPO団体のまちづくりサポートネット元気な入間(まちサポ)に参加して、情報系の事業を担当するようになったことです。これまで、会社で資料作りや会計報告、提案書作りなどを行うためにワードやエクセル、さらにはホームページ作成の技術を生かして、市民活動センターで情報発信お助け隊と呼ぶ市民活動団体向けのIT技術支援活動をまちサポの有志と実施することにしたのです。
具体的には、毎週火曜日の午後3時から市民活動センターの窓口に相談コーナーを開設して、何人かの仲間と活動団体や市民の方のPC関連やインターネット関連についてのお困り事相談を行っています。例えば、団体のブログ作りや、チラシのレイアウト、写真の扱い、PDFファイルの作り方など様々な相談に対応してきました。
会社で培ったIT関連の技術を地域に活かすことができるのは、素晴らしいことだと思います。自分が知っている範囲のことだけで相談は完結しません。先日、ポッドキャストを使った音声コンテンツのブログ掲載をどうしたらよいかという相談がありました。そこで初めて私はMP3ファイルの扱いを勉強しました。ホームページやブログでこれまで画像コンテンツばかり扱っていたのですが、音声コンテンツも重要だということに気が付きました。
PCの操作を分かり易く教えるためには、自分自身でももう一度しっかりワードやエクセルを勉強してみる必要がありました。仕事で決まった操作だけやっていても、実際の相談現場ではいろいろなことが要求されます。これまでの自分のIT知識の少なさを改めて目の当たりにするのです。これを補うために、あるNPO法人のPC指導者コースを学んでPCアドバイザーの資格をとりました。人に教えることは、自分自身のレベルアップにつながり、ひいては私の事業のレベルアップにもつながっていきます。このような関係を持ちながら私は地域との関連を保ってきているところです。 
仕事と地域活動は一見距離があるように見えますが、実は密接な関係を持つ場合もあります。技術を持った方や様々な専門をもった方が何らかの形で地域に貢献する道があります。私達の地域では、まさにこれから入間市に戻ってくる団塊世代の力を期待しているのです。
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